私と彼とその彼女
「ねぇ、今、暇だったらこのゴミ出してきて」
うぅ・・・。
嫌だって言ったら怒られるもんな~。
「・・・はぁ~~い・・・」
「じゃっ!ヨロシク」
私はいやいやゴミを捨てに行った。

あれ?
あれって・・・。
!!!!
やっぱり!
夏樹君だ!
ゴミ捨てに来てよかった~^^
うん?
でも、誰か女性と・・・。
って、麗香先輩じゃん!
改めて見ると、2人ともお似合いだな~。
あっ!
麗香先輩こっち見た!
「千春ちゃん?」
うおっ!
こっち来たよ!
「こ、こんにちは」
「こんにちは。会うの久しぶりね^^」
「はい」
「あ。夏樹、呼んでこようか?」
「えっ!?いやいや・・・」
「ふーん・・・。せっかく居るのに?」
「だって、麗香先輩に悪いですし」
「そんなの考えないでいいのよ!ね?」
「じゃあ・・・」
「よし!じゃあ、呼ぶよ!」
「は・・い・・」
「「夏樹~~~~!!」」
あ~あ。
よんじゃったよ。
夏樹君、こっち来た!
私服かっこいい~。
「あっ!千春じゃん!」
「夏樹君、久しぶり!」
「おう!ってか、麗香と千春って知り合いだったんだな^^」
うわ~・・。
笑顔が・・・。
やばい!
こんな事を考えていると、
「じゃあ、私達、行くわね」
「は、はい。ありがとうございました!」
「いえいえ^^」
のこ会話を、夏樹君は不思議そうに見ていた。
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