桜が舞い散る

真実を知るとき

楼真said
俺が倉庫に着き車から降りると自然と開く道。



そして出来た道の前で待って居るのはさっきまで一緒に居た潤達と鈴木あゆみ。



本当は鈴木あゆみの顔何て見たくないが桜のためだから仕方ない。



俺は桜を抱きながら歩き始めた。



潤達との距離まで後少しと言う時、鈴木あゆみの声が聞こえた。



「《青龍》の皆さんにお会い出来て嬉しいっ皆さんは彼女とか居るんですかー？
居なかったら私彼女にして下さーい♪」



うぜーその声は何処から出てくんだよ。



こんな煩い奴の近くに居たら桜が起きちまうな。



こんなに気持ち良さそうに寝てるのに起こす何て可哀想だからな、



桜だけ部屋に連れてくか。



「潤っ桜寝てるから部屋借りるぞっ」



「はいっ」



潤からの了承をもらい俺は桜を総長専用の部屋まで運んだ。



後ろでは



「えっ先生っ何でここに先生が居るのよっ」何て言っている鈴木あゆみの声が聞こえた。