桜が舞い散る
「テメェー黙って聞いてりゃー好き勝手言いやがって、いい加減黙れよ。」



『………。』今言ったのは俺じゃねーぞ。だからと言って《青龍》のメンツでもない。



俺は声がした後ろを振り返った。



そこにはさっきまで寝ていた桜がいた。



「私は誰とも寝てないから。だからあんたも別に寝なくていいよ?それと《青龍》の姫の名前がそんなに欲しいならあげるよ?ただし皆が良いよ。って言ってくれたらね?」



桜は綺麗に微笑みながら言った。



「なっ桜っ!?」



驚いている鈴木あゆみ。



そりゃ驚くよな。



部屋で寝てるはずの桜が居るんだから。


俺だって驚いてるからな。



《青龍》のメンツも驚いてるぞ。








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