愛してるの詩―アイシテルノウタ―
―番外編―愛してるの詩

――番外編(HARUTO)――

ホントにこいつは…

俺がどれだけお前の事
見てきたと思ってんだよ

やっぱり李菜は
寝たフリ下手すぎだろ。笑


俺は寝たフリをする李菜の唇に
そっと唇を落とした


今なら言えるか…?


今まで言えなかった
伝えられなかった
俺のホントの気持ち








「李菜愛してる」


俺は耳元でそっと囁いた。

すると李菜の目が
目を瞑っていても
潤んでいるのが分かった。


李菜…ずっと言えなくてごめん。

やっと伝わった
俺の気持ち。


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