【完】好きになんてなるワケないっ!!





「私………中山仁を傷つけたくない。だから………」



「倉持さん……」



中山仁は私がこう言うのをわかってたみたいに、あんまり驚いた様子ではなかった。



「でも……友達になってくれない、かな?」



「………」



これが私なりの思いやりなんだ。
中山仁とこれからは友達としていようって……。
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