【完】好きになんてなるワケないっ!!






「……中山、仁?」



中山仁は下を向いたままで、表情が全く見えない。



「イヤだよ」


「え……?」



中山仁の言葉に私は冷や汗をかく。



もしかして……納得できなかった?



「あ、あの……っ」



「友達なんてイヤだよ!親友になりたい!」



すると、中山仁はいつもの無邪気な笑顔で私に言った。



なんだ……ビックリした……。
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