クソばばあと思ってた時期もあったおばあちゃんへ
クソばばあ


僕は、子供の時に親の仕事の都合であちこち預けられたんですよね。



まぁ、細かい事は、良しとして最後は、母方の祖父母に預けられた訳ですよ。



産まれたばかりの妹は、両親と一緒だったが僕が預けられたのは、八歳からえっとね中学卒業までかな確か。



まぁ当時祖父母の住んでた地区にそういう子供居なかったんですね。



そして僕も色が白くて本当に可愛かった。



転校生だし可愛かったからモテたなぁ。


え?そりゃいいか元に戻すと地区に両親の居ない家庭ってなかったんですよね。


古い体質が残る漁師街でね。



祖父の方はまだ仕事を現役だったから家にあまり居ないんですよね。



祖父の仕事は、遠洋漁業の船乗りですね。



そうなるとクソばばあいやおばあちゃんと一緒に暮らしたんだけど、おばあちゃんが厳しくてね。



何故厳しいか今は、分かるんだけど、当時は分からないんですよ。



いつも言われたのが両親が居ないからって後ろ指刺されるなですよ。



子供の僕には、後ろから誰かが来て指で刺すのかなと言う恐怖もあり良く後ろを振り返ったもんですよ。



クソばばあいやおばあちゃんは、家の廊下は、ピカピカだしいつも割烹着を着て何かしら働いてた気がしますね。



まぁ、几帳面な性格で厳しい人ってイメージだったんですよね。
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