SD殺人事件
「あ、みんなこれ食べてー。」
信くんがポケットからガサゴソとアメを取り出して、みんなに配り出した。
「どういう風の吹き回しなん?」
思わず高くんに言うと、
彼はおもむろに首を横に振りながら、アメの包み紙の両端を引っ張り包み紙を開けアメを取り出した。
そして、おもむろに口にアメを入れこっちを向いきそして頷いた。
……。意味がわからん。
そう思いながら高くんをにらんでると、
「うまい!」と高くんが目を見開いて言い、
「初めちょっと苦かったけど、後からめっちゃうまいなぁ!」
太ちゃんが少し興奮気味に言った。
周りを見るとみんなが頷いていて、「うまい。」とか「おいしい。」と言っていた。
その光景を見て大急ぎで包み紙を引っ張り開け、アメを口に入れた。
確に初めは苦く、後からはとても美味しかった。
「そろそろ時間?」
地ー坊あたりが言ったのを、
「まだ!」と、太ちゃんが返した時、休憩室の扉が開いた。
「山本班長!これ知ってる?」
野瀬班長が右手に携帯電話ぐらいの大きさにアンテナの様な物がついた黒い機械を差し出した。
「知らんわぁ。」
とボソっと信くんが言い、
「何それ?」と太ちゃんと地ー坊が声をハモらせて言った。
その機械にはただ、『毒物検知機』と書かれていた。
信くんがポケットからガサゴソとアメを取り出して、みんなに配り出した。
「どういう風の吹き回しなん?」
思わず高くんに言うと、
彼はおもむろに首を横に振りながら、アメの包み紙の両端を引っ張り包み紙を開けアメを取り出した。
そして、おもむろに口にアメを入れこっちを向いきそして頷いた。
……。意味がわからん。
そう思いながら高くんをにらんでると、
「うまい!」と高くんが目を見開いて言い、
「初めちょっと苦かったけど、後からめっちゃうまいなぁ!」
太ちゃんが少し興奮気味に言った。
周りを見るとみんなが頷いていて、「うまい。」とか「おいしい。」と言っていた。
その光景を見て大急ぎで包み紙を引っ張り開け、アメを口に入れた。
確に初めは苦く、後からはとても美味しかった。
「そろそろ時間?」
地ー坊あたりが言ったのを、
「まだ!」と、太ちゃんが返した時、休憩室の扉が開いた。
「山本班長!これ知ってる?」
野瀬班長が右手に携帯電話ぐらいの大きさにアンテナの様な物がついた黒い機械を差し出した。
「知らんわぁ。」
とボソっと信くんが言い、
「何それ?」と太ちゃんと地ー坊が声をハモらせて言った。
その機械にはただ、『毒物検知機』と書かれていた。