うさぎ と くま の物語 (完)
「~~~っ!…………ゆ、夢ですかっ!?」
思わず出た言葉。
「――――…そうだね、夢かも…。だからさ、今の片岡の気持ち、教えてよ」
そうか…
これは、今日の朝見た、幸せな夢の続きなんだ!
そう考えがたどり着いた私。
気付けば、私の気持ちが口から飛び出していて。
「わ、私も好きです!!」
私は背伸びをして、篠田センパイに必死に伝えていた。
「…………………即答……」
篠田センパイはクククと笑ってる。