こんなかたちではじまる恋
助けて
タイミングよく、事業拡大に伴い、あたしは営業部のサポートをする必要がなくなった。
新たに入社した女の子が営業部のサポートをすることになり、社長室が上のフロアに移動し、あたしも一緒に上の階へ異動になった。




これで綾野とは本当に顔を合わせる機会がなくなった。



まだ、あの日を思うと胸が苦しくなる。



でも、きっとそれも時間が解決してくれるに違いない。
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