冬の花
今まであまり笑わなかったから
笑い方を忘れてた。
だけど桜木くんに出会ってから
少しだけ笑えるようになった。
すごく感謝してる。
そんな気持ちでゆったり歩いていたら
後ろから聞きなれた声がした
「冬花!おはよう。」
いつも時間ぎりぎり来る美咲が
珍しく早く登校してくることに驚きつつ
少し周りを見回す
桜坂にいるのは私達三人だけ。
「二人で登校って珍しいね。」
美咲が不思議そうに私と桜木くんを見る
「そ、そうかな?」
私はついごまかす
だった、・・・ね?