★恋と王子と超能力!★
ピピーーーーーーーッ!

試合開始の笛がなった。

サーブはあいての陣地からなので、先制点は取っておきたい。

「えいっ!」

あいてから強烈なサーブが飛んで来た!

その方向には、レシーブの形に構えた凛が待機。

「ほっ!!」

「ナイスサーブ!凛!!」

「お安い御用ですわ!」

凛が拾ったボールを雪島さんが、上手く私の頭上にトスを上げる。

目の前で攻撃に備えていた奴らをフェイントで崩して高く飛び、あいてコートに向かってボールを叩きつけた。

ピッ!

「よし!!一点先取!!」
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