★恋と王子と超能力!★
「真帆さん落ち着いて!!」

「そ、そうだぞ楓堂!少し落ち着け!!」

「落ち着いていられるかああああ!!!」

私はそう言う(叫ぶ)と、「「翔馬様ー!!!」」ときゃっきゃしている女子生徒たちを押しのけ、校門の方向に走り出した。










その頃…。

ある校舎の屋根の上に、1人の少年が立っていた。

「こりゃあ見ものだ…」

そこからは、凄い形相で走り回る真帆が見える。

「あれが噂の“四霊”の1人か…。

あいつは面倒くさそうだから、あまり怒らせないようにいないと…」

そう言い残すと、謎の少年は姿を消した。
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