★恋と王子と超能力!★
「「きゃあああああああああ!!翔馬様ああああああ!!」」


うっげええええええええ!!!ここに来てまで奴の影があ!!

「凛、逃げよう」「そ、そうですわね…」

凛の手を取り、教室に戻ろうとしたときーー

「よお、真帆」

聞き覚えのある声と同時に、右肩にぽんっ、と大きな手が置かれた。

「翔馬君!!!!????いっいつのまに!?」

「さあな、それよりさ」

やばい…!!

右肩にのってる手の力が、次第に強くなっていく…

「どうして俺のことさけてんだよ…」

に、逃げられない…(涙)

「えっ、いやぁそのぉ…」

翔馬君恐怖症にかかったなんて絶対いえないし…。

「まぁいい。」「えっ!?許してくれるの!??」

やったー!!許してもらえる!!

そう思ったとき、翔馬君の顔が近づいて来た。

!?キッキスか!!??

とっさに身構え目を閉じたが、耳元で低く、そして脳にまで直接届きそうな声が聞こえた。



「放課後。この東校舎の裏庭に来い」








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