いちごみるくちょこ
カバンを枕に突っ伏していると斉藤龍に頭をぐしゃぐしゃされて起こされた。


「なにだれてんだよ。」


「文化祭の準備につかれたのー!もう歩きたくない!!」


「文化祭って柚学祭?もうそんな季節か。」


「知らなかったの?今日準備したでしょ!」


「さっきまで屋上にいた。」


つまりサボってたんだね…


「帰るぞ。」


「うん。」


わたしたちは外に出てわたしの家に向かって歩いた。


いつもよりゆっくり歩いていたように思った。


疲れているわたしに斉藤龍があわせてくれたのかもしれない。


斉藤龍のやさしさは分かりにくいから…

そう思うわたしは自惚れてるだけなのかな?


< 136 / 326 >

この作品をシェア

pagetop