いちごみるくちょこ

「しぃちょんに
『宮野ちゃん！わたし何も見てないよぉ？だからわたし学祭のホステス、ウエイターだよねー♪？』って脅されたのよ！」


椎香ちゃん…


「亜美ちゃんそんなことしてるからこうゆう服いっぱいもってたんだね…」


「はは―♪」


笑ってごまかす亜美ちゃん。


もう…！


柚学祭はもう明日。







柚学祭当日。

天気は見事に晴れ！


みんな朝の準備で大忙し。


「亜美ちゃんすごいキレー！！」


「ありがと―！
これ一番のお気に入りなのよ！」


亜美ちゃんはもう着替えをすまし赤いドレスを着て髪をアップにしている。


「本物みたーい！」


「永愛、その言葉はあんまり嬉しくない…。」


「ごめんごめん！」

けどほんとリアル…

「さ！永愛も着替えて着替えて！
着替えたら髪整えてあげるね―♪」


そういってわたしにドレスを押し付けて教室におしこんだ。