いちごみるくちょこ
カップル誕生!?
あれから1週間たちました。
もうわたしの生活リズム狂いまくりです。

「永愛~!彼氏が迎えにきたよ~!!」

亜美ちゃんに隠しとおせたのはたった1日。

亜美ちゃん・・・違うんだよ!!斎藤龍はわたしの彼氏じゃない!!

何度亜美ちゃんに説明しての亜美ちゃんは

「照れなくていいのよ♪」
で終わる・・・

信じてよ~~~!

「おい。帰るぞ。」

そう!斎藤龍も毎日迎えにくるんだよ!
そのせいで亜美ちゃんにもバレた!

「いや!今日は亜美ちゃん部活ないから
 亜美ちゃんと帰るんだから!!」

適当に言い訳したけど亜美ちゃんならちゃんとわたしに合わせてくれるよね!

「え?わたし部活あるよ?」

あえなく撃沈。
亜美ちゃん・・・

「だってよ。行くぞ。」
わたしのかばんを奪って歩きだした斎藤龍。

これも毎日なんだよ。
わたしの逃げないようにだよ、きっと。

「永愛~ばいば~い♪」
亜美ちゃん・・・今日だけはあなたをうらみます。











~帰り道~
「おい、永愛。今日寄り道するぞ。」

「ねえ!呼び捨てやめてよ・・・
 それから寄り道とかやだし。
 斎藤龍一人で行って来てよ。」

なぜか呼び捨てにするんだよね・・・恋人っぽいからやだよ!

「お前が呼び捨ていやなら俺もフルネームいやだから。」

「斎藤龍なんか斎藤龍で十分だもん!!」

わたしもだいぶ斎藤龍にズバズバいえるようになったんだ!

最初は怖かったけど1週間も無理やり一緒に帰らされてたんだよ!?

むかついてヘコヘコしてられないよ!
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