いちごみるくちょこ
やっと家についた・・・
やっとだよ・・・

「ついたから荷物かえしてください♪」

「なんでそんな笑顔なんだよ…
 そんなに一緒に帰るの嫌だったのかよ。」

「そっそんなことありませんよ・・・」

「あっそ。あと敬語やめろ。」

え!?敬語やめていいの?
斎藤龍って俺様っぽいし敬語使えって言うタイプと思った!!

「わかった。じゃあばいばい!」

「毎日放課後迎えにいくから。」

「え!?こなくていいよ!てかこないで!」

「いや。人のいう事きくの嫌い。」

ガキかよ!!なんて斎藤龍に言えるはずもなくわたしは「分かった・・・」とつぶやいた。

「じゃあな。」

「じゃあね・・・」



斎藤龍の第1印象


最低!!!!

なんでわたしがあんな奴と付き合わなくちゃいけないの~~~!

やだ!やだやだ!!

絶対いや!!誰とも付き合いたくない!!



・・・こういうときわたしはどうすればいいのかな?


お母さん、お父さん。


わたしは東京の星1つない空をすこし見上げて

家に入った。
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