安堵する雨音 ―愛しき指使い―
記者をしている私が、
最近取材を通して知り合った若手実業家の亮介とは、
海外留学先が同じだったということから、
話がはずんだ。



取材後、「ノド、乾かない?」と誘ってきたのは亮介だ。



デスクに直帰の連絡を入れ、
近くの居酒屋で肩を並べて乾杯。

亮介の話は面白い。


海外での話や、取引先との話、政治の話なんかもしつつ、
楽しい時間が過ごし、

そして、飲みすぎてしまった。

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