黒猫ちゃんの憂鬱1
そっか。
『スウェットぐらいなら貸せるけど・・・』
「じゃあ遠慮なく。」
『あ、あと、確か兄ちゃんと家着たとき新品のスカートとブーツとタイツ、置いてったままだよね?それあるから出してくる』
「あぁ、それでクローゼットに物が足りなかったんだ。」
ポンッとひらめいた様に手をたたく。
遠くから″これかな?あ、コレもかな″という疑問の声が聞こえる。
「どうかした~?」
まぁ、どうかしたって言っても俺のせいなんだけど。