午前0時、夜空の下で
「一夜にして、彼女は古参の女官たちに一目置かれるようになりました。新参の使えない女官たちは、黒が似合うだの似合わないだのと、くだらない罵詈雑言を吹聴していますが。彼女たちは貴族の姫ですから、よいご縁があればすぐに消えますでしょう? その所為か、仕事に身が入りません。身分を勘違いしていらっしゃる方々に陛下のお世話は勤まりませんから、それはそれでよろしいのですが」
「はぁ……」
「まぁ、このような話はどうでも良いのです。私は、アルジェン様を通して陛下にお願いし申し上げたいことがございます」
「はぁ……」
「単刀直入に申し上げます。陛下がココロ様に飽きられたら、ココロ様を即刻女官として召しても良いという許可を頂きたいのです」
「はぁ……、……は!?」
「はぁ……」
「まぁ、このような話はどうでも良いのです。私は、アルジェン様を通して陛下にお願いし申し上げたいことがございます」
「はぁ……」
「単刀直入に申し上げます。陛下がココロ様に飽きられたら、ココロ様を即刻女官として召しても良いという許可を頂きたいのです」
「はぁ……、……は!?」