一輪の、ひまわり。


最低だな、俺は………――





大切な人の涙も拭ってやれないなんて…



俺はこの二日間、

たくさん考えたんだ…――




優那の心の傷を

少しでも癒す方法を……





……正直に、言おうと思ったけど、

さすがに、優那を目の前にして言うと

優那は俺を心配して、

自分を犠牲にすると思ったから、



優那がいない間に、

手紙を残して

遠いところに行こう



……そう決めていた。





すべてを打ち明けて、

逃げるなんて、

卑怯かもしれない……




だけど、

優那に伝えたかっんだ。



夢を、大切にしてほしい


……って。





俺と恋をしたことに後悔せずに、

俺に向けてくれてた笑顔を次は、

俺なんかよりもっと

優那を幸せにしてくれる人にあげて

って。







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