一輪の、ひまわり。


私の身体をたくさん愛してくれる大翔くんの首に私は、腕を回した。




「大翔、大好きっ...」



「こんな時だけ呼び捨てとか、萌えるんですけど...!」




そう言いながら、優しく、大事に私を抱いてくれて。




最初は、すっごく緊張してたけど。





今は、たくさんあなたを感じたいって思う。









―優那―


何度も、何度も、低い声で甘くそう囁くたび、

心臓のドキドキが止まらないのは、内緒。









< 38 / 227 >

この作品をシェア

pagetop