一輪の、ひまわり。


「おまたせ!」



ちょっとだけ、息をきらしながら走って来てくれた大翔。





私のためにだったら、嬉しいな・・・




「今、大丈夫なの?」




「すぐ、戻んなきゃなんだけどさ。」



素朴な疑問をぶつけたら、


そんな答えが返ってきて、


ちょっとがっかり。






「そっか。かっこよかった!大翔が一番!!」



私がそういうと、

「さんきゅ。来てくれて、マジ嬉しい。」




顔を赤らめて、恥ずかしそうにそう言った。


可愛すぎ。




いつものように、胸が“キュン”


となった。




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