Secret band~男装ドラマー~
瑠夏side



担任の玖珂ちゃんに言われて準備室に来たけど誰もいないから帰ろうとしたら隣の部屋から俺を呼ぶ声と何かが落ちる音が聞こえた。



俺は急いで隣の部屋に行くと一人の女子生徒が床に座っていた。



おいおい大丈夫か?
今絶対に脚立から落ちたよな。




俺は女の子に近づくとある事に気づいた。




玖珂ちゃん!ありがとう!
俺に仕事をくれて!



そこにいたのは紛れもなく奥田だった。



いつ見ても可愛いよな。



って!そんな事を言ってる場合じゃない。


見るからにして脚立から落ちたよな。




「おい!
今なんかすごい音したけど大丈夫か!?」



俺が声をかけるとびっくりした顔で俺を見ていた。



そんなにびっくりするとこか?
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