地味なあの子は鬼狩り少女3 〜深紅の瞳〜




――…それ以来、おじいちゃんは変わってしまった。



「………ふぅ」



回想を終えた私はふと顔を上げ、お姉の方を見た。


坂下君に抱き上げられている彼女のそれは、悲しみを湛えた



―――深紅の瞳。



おじいちゃんとも私とも違う、深い深い【鬼】の色。



『そういえば……』



結局、神無を始めて見たのはついこの間――霊樹の近くで【鬼】を操る時だった。




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