大好き…。
「そんな可愛い事するからだろう?」
逆に私の顔が赤くなった。
「お前の方がほっぺ赤いけど?」
「そんなの太輔くんがキスしてくるからでしょ」
「ごめんごめん。だからお揃いのネックレス付けてるのか」
「そうだよ」
気づいてくれたんだね。
「なぁ、俺もまだ持ってるよ。そこの棚に入ってるんだけど取って」
ここの棚だよね。
あったけど、ピンクの箱と黒い箱が2つあった
ネックレスが入ってるのは、この黒い箱だけどもう一つの方はなんだろう?
「ねぇ、見つけたよ」
「もう一つ箱が入ってるだろう?開けてみ」
ピンクの箱を開けたら、2つ指輪が入っていた。
「これ何?」
「見たらわかるだろう?お前と俺の指輪」
えっ‼︎
驚きのあまりに、開いた口がふさがらない。
ポカーンとしてると
「今日半年記念日なのくらい知ってるよ、あと柊から来るっていうのは聞いてたからな」
「えっ‼︎じゃあれ全部わざとなの?」
柊くんから聞いてるとか。
もう、サプライズで来たつもりだったのに…
「でも、今日来るっていうのは聞いてなかった」
その点はサプライズだったのね。
「手かせ」
そう言って、私の左手の薬指につけてくれた。
お返しに、指輪とネックレスをつけた。
「ありがとう‼︎まだ出逢って半年だけど、これからもよろしくな。絶対あみを離さないから」
「うん‼︎太輔くんも私の前からいなくなったりしないでね。」
「それと、これからはごめんは使わないでありがとうだけを使えよ」
< 197 / 209 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop