*曖昧模糊*








「隣歩いてくんね?俺一人だと思われるんだけど(笑)」




「・・・・・・・・あ、ごめん」





そっか、そうだよね

あたしと葵くんの間にあった

5メートルほどの距離を縮める







「・・・・・・・ん、よし」




キュン




あたしが隣まで行ったら

葵くんは優しく笑った




こんなにもキュンキュンさせられて

大丈夫かな、って思うくらい








「・・・・・・ご飯食べるには早いし、

 どっか寄るか?」




「あ・・・・・・うん!」





なんか、本当のデートみたいだね




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