ぴゅあ ぶるー×Deep blue
「あら、シオウ」

ちょっと苦しめの感覚を味わっているときに、目の前に、キレイな女が現われた。

メイクばっちり。

自信、たっぷり。

おまけにあたしへの、敵意むき出しなのが一目でわかった。

『あら、シオウ』なんて言ったけど、きっと、真っ直ぐに、ここを目指して歩いてきたはず。

「そのコ、だあれ?」

甘える声で、訊きながら、シオウの腕に、手を絡める。

その指先の、キレイな赤。

絵の具の『赤』を搾り出したような色。

あたしが塗ったら、子ども子どもしそうなその色を、当たり前に、大人っぽくまとっている。

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