甘い××の、その後に。 love you,baby☆


うなずいて、じっとハル兄を見つめる。


そういえば、ここに来て初めての会話だ。


お酒の入ったハル兄の顔は、ちょっぴり赤い。


でも、その表情からは、何を考えているのかは読み取れなかった。



「あら。帰るの? 泊まっちゃえばいいのに」



留美さんが声を出すと。



「いや、明日も夏期講習があるんで」


「あらそう。大変ね、センセイは」

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