こちらミクモ探偵事務所5
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家にいるからといって、一日中勉強するほど真面目ではない。
本を読んだり勉強をしたりと繰り返しているうちに、どんどんと時間が過ぎていく。
「あー、何か喉渇いたな」
紘子はシャーペンを投げ出し、一階へ降りていった。
下には誰もいなかった。
いつもリビングでテレビを見ているみどりも、今は見当たらない。
「どこ行っちゃったんだろ?」
そんなことを言いながら、冷蔵庫の中からお茶を取り出す。
グラスに注ぎ、喉を潤す。
その時、インターホンが鳴った。
誰かが出ると思い、少し待ってみるも、誰も出る気配がしない。
面倒に思いながら、紘子はインターホンの電話を取った。