秘密の片思い 番外編③
「たぶんそうなると思う……スケジュールを聞いてみるよ」


「うん。あたしのことは気にしないで、がんばってね」


立ち上がった郁斗は愛の額に唇をあてたのち、ピンク色の唇にキスを落とした。


濡れた音をたてて、唇が離れる。


「ありがとう。愛」


******


郁斗が玄関から出て行くと、愛はベランダに出た。


郁斗を見送る為に。


< 15 / 82 >

この作品をシェア

pagetop