奪われる夜 《密フェチ》



―――彼にとって私はおもちゃでもかまわない。




私は基樹と抱き合うためだけ生まれてきた。





基樹の強い眼差しが私を狂わせる。





彼に抱かれている時だけが、本当の私に戻れる時。











教鞭に立つ私と、頬杖をついて私を見つめる基樹。




7つも年下の彼から、私はもう離れられない。
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