私の彼氏は特殊捜査官
「もしもし」



「私、琴美だけど」



「…琴美?」



私の携帯からかけてるはずなのに、

番号は違うものらしく、

私の声で誰かわかった秀。



「時間がないの」



「琴美、今どこにいる?」



「目隠しされてここに来たから、

ここがどこだかわからない」



「怪我してないか?」


「大丈夫。

私はここでは客人扱いだから」


「そうなのか?」

「うん」
< 59 / 96 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop