私の彼氏は特殊捜査官
皆がいなくなるのを見送り、

琴美のいる部屋の向かった。


「…ミキヤ」


「もう、ここには、

オレと琴美の二人だけだ」


「他の人たちは?」


「みんな逃亡したよ」


「逃げられないわ」


「案外、逃げるのは簡単なんだよ」



「…ミキヤはどうするの?」



琴美が俺を見つめた。

・・・

オレは、なんでお前を好きになったんだろう。


あんなに美樹を愛していたのに…


・・・

琴美、なんであいつの彼女なんだ?

・・・

オレは無意識に

琴美の唇を奪った。
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