旦那と親友が浮気していた件について。



「なぁ! 今回の昼ご飯、私が作るわ!
 だから2人は待っとってくれへん?」


いつのまにか、持参したんであろう青色の生地のエプロンを着たゆきが、
こちらを振り返った。


「え、ゆきが? いいけど…いいの?」


エプロンを持参するくらいやる気満々なんて、一体どうしたんだろ?

あいも、「いいけど…」と言いながら、不思議そうな顔をしている。


「ええのええの! じゃ、私が作るで、キッチン借りるな!」

「あ、うん。材料、てきとーに使っていいよ」


そう言うと、ゆきが私を振り返ってニヤッと笑うと、バチンとウインクされた。


…ああ、なるほどw


どうやら…何か考えがあるらしいですよ、あの方ww





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