†蝶鬼鈴†


思い悩んでいると…
「どうしたの?」

沖田さんが、話し掛けてきた。
「いえ…何でも無いです。」


納得がいってなさそうだったが、その後は何も言って来なかった。

「お前、剣術でも習ってたのか?」
土方さんが、尋ねてきた。

「いえ…。私にも、なぜ刀が使えるのか分からないんです。」


皆頭の上に、?マークがついていた。


「しかも、刀を振るう時の記憶が無くて…」


「お前は、謎ばっかりだな。」
クスリと笑われた。



「まぁ。何かあったら言えよ?」

「ありがとうございます、土方さん。その時は、お願いしますね。」


おう。と言って、どっかに行ってしまった。

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