†蝶鬼鈴†


その後、
普通に調理を行っていた。


何か、やってくると思ってたけど……


どうやら違うみたい。


「ねえ!ねえ!これ見て。上手く切れたと思わない?」


っと言われ。
私は紗枝の方を向いた。



紗枝は、この前から料理の練習をしている。


だから、私が先生の役にとなってしまった。



「上手くはなったけど、まだここが…」


まだ切れていない所を、見つけた私は、紗枝の使っていた包丁を持った。



「なるほど~」


紗枝の顔は見えないけど、どうやら納得してくれたみたい。



そう思っていたのに

紗枝は違ったらしい。








< 171 / 254 >

この作品をシェア

pagetop