†蝶鬼鈴†
「おっ、おい。今の悲鳴は??」
「どうしたんだよ??」
足音は私たちの前に止まり、勢いよく入ってきた。
でも、私はこの状況が理解できないまま。
早く、説明しなきゃ。
私じゃないって、皆に言わなきゃ。
頭では、そう思っているのに。
体が言うことを聞いてくれない。
「「なっ……!」
駆け付けた皆は、この光景を見て。
あんぐり、口を開けている
「こりゃ、いったい。」
原田さんの焦りの声が聞こえる。