†蝶鬼鈴†

僕たちは、屯所に帰り、再び幹部室へと向かった。

今でも、なぜ彼女の姿が消えたのか理解できない…。

しかも、
僕が彼女を信じてあげなかったみたいになっている。


そう言えば!

巡察から帰ってきて、紗枝ちゃんと話してたとき…


僕が「酷いね。」って言ったとき、物音が聞こえた気がする。


なんだよ。
あれは、静乃ちゃんだったのか………。


はぁ…。

「総司。お前大丈夫か?」


「大丈夫だよ。」

僕の異変に気付いたのか、佐之さんが話しかけてきた。





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