†蝶鬼鈴†


「顔あげろよ!とにかくさ、良かったな。当分は安静にしてろよ。」

はーいと、永倉さんに返事をした。その後、山崎さんが来て。問題ないと判断されたので、再び私は、眠りについたのだった。



……夢の中…………


私は、またあの時の、夢を見ていた。

この前と同じように、家の中に入る。



中に入ると、前回とは違く。
お母さんとお父さんしか、いなかった。


私とあの男の子は、どこにいるのだろうか?


初は、そう疑問に思ったがお母さん達を見ていると。

私はいつの間にか、そんなこと忘れていた。
< 78 / 254 >

この作品をシェア

pagetop