†蝶鬼鈴†
私は、無理やり木刀を持たされた。

目の前には、刀を構えた隊士がいる。


どうしよ…

「隊長、こんな弱々しいやつが出来るんですか?」


よく言った!
私は、はいしゃいだが。
すぐに現実に引き戻されたのだった。

「問題ねぇ!本気でいけ。」
原田さん…お願いだから分かって。


幹部さん達が、集まっているせいか、私達の周りには見物客が沢山いた。



【思い出せ…………】


どこからか、声が聞こえたような気がした。
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