不良に恋する歌姫。



あたしも未来もお洒落するのが好きだから、凄く気が合う。

カフェに着いて注文した後、なんだか未来がそわそわしだした。

『トイレ行きたいの?』

「違うしっ…。」


明らかに変な様子。
どうしたんだ、未来。
このあたしに言ってみろ。
なんでも受け止めてやる。

「…恋、したかも。」

『……えぇぇぇっ!?』

あたしの叫び声が店内に響く。

「静かにしなさいよっ!!」
そう言いながら顔を赤くする未来。
その声も、十分に響いている。
まぁ、あえて言わないでおこう。


『いつの間に…。誰よ〜。』

あたしはニヤニヤしながら未来にたずねた。


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