ヤンキーボーイに恋した少女







ガチャっ…


「ただいまー?」


…またか。

沢山バイク止まってる。


あたしのお姉ちゃんは、茶髪で
ピアスもつけててチャラい。


いわゆるヤンキー。


だから、裕太とも普通に接することができた。


華恋は、そのことを知らない。


誰かに話そうとも思えない。


それは、そこらじゃ有名な
不良グループに入ってて、
喧嘩もそこそこ強い、名のしれたひとだったから。


「おぅ!沙耶ちゃんおかえり♡」


「おー沙耶ちゃんじゃん!久しぶりだね!」

「ご無沙汰してます。」

「そうかたくなんなってー笑」

「普通ですよ?笑」

「なら良かった。」

「あ!これから、バイクでマキの家いってくる!
もしかしたら、泊まるかもしれないから、
そんときは連絡するね!」

「うん。わかった!」

「いってきまーす★」
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