好きだと言えなくて
俊ちゃんの告白が嬉しくて、俊ちゃんの背中にそっと手を回したあたし。
「俊ちゃん・・・ありがとう・・・あたしを見つけてくれて・・・俊ちゃん・・・大好き・・・」
そう言ったあたしの頬に触れてあたしを見つめた俊ちゃんは、またあたしに優しいキスを降らせてくれた。
「俊ちゃん、もう寝よう?」
唇を離してあたしを抱きしめた俊ちゃんに、あたしは言った。
「・・・・・・」
「あたし、そばについてるから・・・今日は由紀ちゃんの家に泊まってることになってるから・・・//」
「それって、俺のこと誘ってんの?」
「ち、違うよっ!!」
「ははっ!冗談だって!」
「ホント、あたし心配だから・・・ね?」
「うん・・・わかった・・・春乃、どこにも行くなよ・・・」
「どこにも行かないよ・・・」
その言葉を聞いてホッとした顔をした俊ちゃんは、ベッドに入ってあたしの手を握ったまま眠ってしまった。