正しい殺人事件
探偵役、只今見参!!
「奈々っ!奈々!!」
「私、保健の先生呼んでくる!」
「聞こえてるよ。大丈夫、問題ないよ」
倒れていた少女は、上半身を起こしながら言う。
「大アリだ」
吐き捨てるように言う馬乗り少女。
「あ~あ。入れ替わっちゃったね」
まぁ、奈々ちゃんより楽だけど。
と、付け加える。
「相変わらず辛辣だね。腹黒女王様」
「腹黒度合いは、あなたには勝てないわよ」
「馬乗り少女、そろそろ手を放してやったらどうだい?死にかけているよ」
「うるせぇ」
反抗しつつも、男子生徒を解放した。
「さて、君。恋する少年君」
「うわ、ダサ」
「ネーミングセンスがひどいよね」
「二人とも、僕に対する愛情が足りないよな。
奈々ちゃんにはやさしいからいいけどね…」
「私、保健の先生呼んでくる!」
「聞こえてるよ。大丈夫、問題ないよ」
倒れていた少女は、上半身を起こしながら言う。
「大アリだ」
吐き捨てるように言う馬乗り少女。
「あ~あ。入れ替わっちゃったね」
まぁ、奈々ちゃんより楽だけど。
と、付け加える。
「相変わらず辛辣だね。腹黒女王様」
「腹黒度合いは、あなたには勝てないわよ」
「馬乗り少女、そろそろ手を放してやったらどうだい?死にかけているよ」
「うるせぇ」
反抗しつつも、男子生徒を解放した。
「さて、君。恋する少年君」
「うわ、ダサ」
「ネーミングセンスがひどいよね」
「二人とも、僕に対する愛情が足りないよな。
奈々ちゃんにはやさしいからいいけどね…」