桜姫
「………桜羅の兄」
『………』
「「………」」
「「「………」」」
「「「「「『はぁああ!?!?』」」」」」
「……ぅるさ…」
からっ
「何事だ」
「騒がしいなぁ」
「はっはっは!元気で何より!」
屯所に響き渡ったのか、斎藤と山崎、近藤さんも来た。
「桜羅、それ本当?」
『……ぁ…』
思い出した。
そうだよ。
兄が居たじゃん。
『……でも、母様と父様と……』
「……生き延びたんだよ。」
そう言って上半身の着物をチラッと脱いで深い刀の傷を見せる。
……痛々しい。