桜姫
「てゆか、7つって知ってるだけで十分な証拠じゃないのか」
斎藤がもっともな事を言う。
『余計な事を言うな!』
「そうだったね、一君良い所ついたっ!」
平助はにかっとしながら親指を立てて突き出した。
『平助ぇぇえ‼』
桜羅が、平助の頭を殴りながら玖羅の方を向いた。
『……兄様…?』
「あぁ、本当に忘れちまったのは残念だなぁ」
と、苦笑いしながら両手を広げた。
その動作は、父様も良くやってくれた記憶がまだある。
いや、父様とは違う少し私より大きい人にも…
それが………