桜姫
「私の隊に総司、永倉くん、藤堂くん、あと…桜羅くんも。
あとは隊士を。
歳の方にも幹部は回るだろう?」
『異議なしだ』
「僕もです」
総司と私はすかさず反応を示したが、後は全員難しい顔をしていた。
『……まぁ、そこまで気にすることでもないだろう』
私はフッと息をこぼしながら言った。
「……突っ走れ…か」
皆元気を取り戻して、騒ぎ立てる。
『山南さんが1番頼りになるし、山南さん、留守か?』
「えぇ。
僕がしっかり守っておきますよ」
山南さんは、力強くそう言い切った。
私は微笑むと、その場を立った。
「あれ?桜羅どこいくんですか?」
総司がキョトンとした顔で聞いてくると、私は呑気だな…とか思いながら答えた。
『…私は自室で休む。』
……もう直ぐ、なんだから。
私は自室の襖を開けながら後ろに目を向けずに言った。
『入ってくるなら入ってこい』
「……」
何も返事が無かったので、襖を閉めようとすると…
ガシッ
『……』
「……ちょっと、話し出来るか」
いつに無く真剣な顔の玖羅が居た。
「……」
『……』
無言で自室に入れ、座った。