桜姫
あの後、色々な処置を行い、火事はすぐに終わった。
だが、私はすごく疲れて居た……
屯所に帰ると、芹沢とバッタリ会った。
「また、酌頼むぞ」
『解ってる』
ムッとしながら答えると、芹沢は笑ながら私達の来た方へと姿を消した。
「……桜羅、大丈夫?」
沖田が心配そうに私の顔を覗き込む。
『あぁ……それに、芹沢はそこまで悪い者では無いと思うぞ』
私は芹沢が姿を消した方へと視線を移しながら応える。
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